花とパンとチョコレートと言論ダイジェスト
最近買った固形物をメモしており、リンツのチョコレートは前にも描いたことがあるので面倒さを覚えていてやや躊躇があったんですけど結局食べたくて(食べてもほしくて)買った。同居人はホワイトチョコレートが好きなのでホワイトチョコレートに砕いたチョコが混じってるクッキーアンドクリームみたいな見た目のやつにした。
日か週かはいまいち把握してないんですけど、乗り換えのときに横を通る花屋さんにはその一日だか週だかのテーマカラーみたいなのがあるらしく、それが青か白か薄いピンクのときはだいたいちゃんと覗いており(いつもは通りかかるとき視線を向けてほーうと思ってそのまま通り過ぎる)、昨日はどれでもなかったのでそのまま素通りしかけたら、端っこの高めの位置にあるバケツの中に作り物めいたピンクのバラがどさっと入っていたので、えっ? マジ? みたいな気持ちになって立ち止まってちょっとおろおろしてしまった。砂糖菓子みたいな色でクズっちの髪だ~とにこにこする。長さお切りいたしますか、と訊かれるときそのままで大丈夫です、とほぼ十割で答えるんですけど、そしたらちょっと「え?」みたいな顔をしており、家に帰って瓶に差したら想定よりも三十センチくらい明らかに長くてああ~となった。適正な長さが本当にわからない。
パン、自分のペースで差し出すとマジで困ったことになるので(飲み物? というくらいいくらでも入る)他人を巻き込まないようにしたい。いつも巻き込んでしまう。
シャーマンさんの、多分未来のことを知りたくてNGOとか難民の人のこととか紛争の理由とかを少し調べてどうにもならなくなり(根本的な解決方法とは、を考えて、その一番最短距離そうな、しかし倫理的にも人道的にも許されないからしないんだろうな、という案が一つ思い浮かんだんですが、でもそれをやらないのは倫理的とか人道的とかそういうことではないっぽくて頭を抱えてしまった)、どうすればいいんだ……? となって、そこら辺の話を整理したり最適解を探すの私の知識では全然無理だ、と思ったので同居人に話を聞いてもらったりめーーーーーーーっちゃくちゃ喋ってもらったりした。自分の立ち位置が正しい……? 望ましい……? に足るものかわからんまま喋るのはかなり難しいし怖いし危険だなあと思う、し思うから積極的に話をする・対話をするということはとても大変なんだと思うんですが、そういう滅茶苦茶幼稚な意見しかまだ持ててないみたいなプレーンな状態に自分がいるとしても、話をするテーブルに着けるし着かせてもらえる、のはすごい、すごい幸福なことだな……と思った。
みんな一対一で話を、対話を? すればいいのに! ということを言ったら、同居人が「一対一のテーブルに着かせたいんだね、じゃあどうやってそのテーブルに着かせればいいのかを考えればいいんじゃない(着くことを出来なくしている理由を考えればいいんじゃない、だったかな)」みたいなことを言って、表現方法が滅茶苦茶かっこよかったしそれだ……とすごい腑に落ちた。最終的にそのテーブルに着いて話をしたら問題は解決してしまうから、そこに着かせたくない人達が場を引っ搔き回してテーブルに着かせないように色々やっているのでは? という仮説が出て、それは、そいつが吐き気を催す邪悪というやつなのでは…………? となった。
シャーマンさんはこれから仲間を探して故郷を復興させて……ということをしていくのを未来にするつもりなんだろうなと思っているんですが、その根本的な解決を多分あの人はめちゃくちゃ探して考えまくっていて、その問題点を解消することに尽力をすると思うので、そのときに一番障害になるものはなんなんだろうな、どうすればどうにかできるんだろうな、ということを知りたい……あー! 勉強がたりていない!
私はシャーマンさんはミランダさんとかその他の夥しい世間たちの、「そういう子たちは五年と生きられない」っていう決めつけというか、勝手に語り終えられておしまいにされた自分と自分たちの物語の、その続きを語り直しに行くために自由になったんだろう、って思っているんですが、昨日図書館でマズーン・アルメレハンさん(マズーン・メレハンさん)の言葉を読んで、それが本当になんか、そういう風に思っていたことと矛盾が全然していなくて、していないのに重み? 強さ? 説得力とか心に響くとか、みたいなのがもう、全然、ほんっとうに違ってて、なんか、もう、教育…………! となった。多分私は知るべきこと、というか私が必要だと思っていることを全然知らないんだろうなあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~…………。
ベッドで髪乾かしながら喋ってカウンターテーブルでメチャ良いバターつけたパンとしいたけ入りのつくねのスープを食べながら喋って賞味期限? 消費期限? をうっかり二日前にした同居人の買ってきてくれた練乳の別ボトルつきの白あんの苺大福(皮がかちかちになっていたのでマグカップの側面で温めてふやふやにしようとしながら食べた。超おいしかった)と緑茶をお供にしながら喋った。数時間とか経ってて夜が更けててもう、もうマジで楽しくて、テーブルに着くことは、私はとても好きだなと思った。
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